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お接待でなく、お施待。

  • 執筆者の写真: 千聖 髙倉
    千聖 髙倉
  • 2015年4月26日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年11月20日


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(先日の花祭りの写真です)

お接待でなく、お施待。


おせったい。


今日はちょっとお行のお話し。


お接待とお施待。


「お接待」は

社会人であれば経験したこともある方が多いのではないか、と思います。特に男性(笑)


私も高校をでて、初めの仕事が営業でしたので、取引先の重役さんの接待に連れて行って頂き勉強させて頂きました。



えぇ。えぇ!!(笑)



「お店の店員さんより氣を使え!(by上司)」


食事を取り分けたり、追加注文取ったり、

飲めと言われて飲んだり。(あっ笑これもぅ、時効ね時効笑まぁ、氣張ってるんで酔えないワケですが。)


二次会、では

「お店(スナックとか)のお姉ちゃん(ホステスさん)より先に酒作れ!取引先の方がタバコ触ったら火つけろ!(by上司)」


と、、、



よい経験、勉強させて頂きました。(遠い目。。。)




終いにはスナックのママに「うちで働かない?」とスカウトまで受けたり(爆)。




とまぁ、私の昔話はそこそこに。




仕事関係の接待は断ってもいいのですが、


プライベートの関係での頂きものなども、時によってはお断りすることも必要なのですが、




行、修行中の「お施待」は



「断ってはいけません。」




はい。




「断ってはいけない」のです。



あくまで、あくまで、お行の時は、です。


まちかどのポケットティッシュとは違いますょ?


押し売りセールスにハンコ押すのと違いますょ?


断捨離などで、要らないものは貰わない!ってのもありますが、




お行中の「お施待」


それは「施し」だからだそうで

全て受け取らなくてはいけません。

相手の好意を受け取る。という「行」だからです。


だから

例えば、食べ物。

お行中に差し入れなどで、食べ物や飲み物をお施待頂いたとします。


その場合、どんなにお腹いっぱいでも、残さず食べなければいけません。

「お腹いっぱいだからいらなーい>_<」とは言えないのです。

お腹たぽたぽでも、飲み物ほします。>_<。

好き嫌いなどの話ではないのです。


ただし、持ち帰れるものは頂いて帰ってもよいとされます。

どんなに荷物になろうとも。

断ってはいけないのです。


一旦受け取った後に別の所で分けるのはよしとされる場合もますが、お寺の宗派によってまた色々違うそうです(厳しい宗派は大変!>_<!)


また、

四国や、篠栗、お遍路途中、管理人のある所はお茶や、お茶菓子が置いてあります。

行者、参拝者の方へのお施待です。

それは全部頂かなくていいのですが、

お茶やお菓子頂きましたら、茶器など置いてありますお盆などに1円~10円でも20円でも氣持ちを置いて行きます。一応お作法とされます。



また、寛大なお施待を頂いた場合は、先達の先生が代表してプラスで納めてありました。(≧∇≦)


また、団体引率で団体の皆さまがお作法忘れてある場合も代表で先達の先生がこっそり?納めてありました。


しかも、さりげなくです!

本当に頭が下がります。

もちろん私もそんな先達の先生方の行動から学びましたので同じように致しております。



すべてに光が満ちますように。


南無大師遍照金剛



ちぃ


 
 
 

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