令和三年七月七日霊峰石鎚山参拝⛰
- 千聖 髙倉

- 2021年7月19日
- 読了時間: 6分
今日は7月19日夏の土用の始まりですね
先日、七月七日の七夕に霊峰へのお行のお話を。
今日から夏の土用ですが先日、車とフェリーで四国・霊峰石鎚山に登拝してまいりました!
今回は1人での登拝という事もあり、コロナのこともあり、常に選択肢を用意してでしたが、いつもでしたら”行く!”と決めたら”行く!”というエネルギーで向かうのですが
今回は ”ゆだねる” ”御神縁にゆだねる”という気持ちで行としての準備だけはしっかりしつつ向かわせていただきました
有り難くも
フェリーの予約時間切れだったにもかかわらず直前に時間を間違えるというトラブルがありながらも希望の時間帯に乗ることができ、国民宿舎の予約も当日であったにもかかわらず宿泊させていただくことができ、宿舎に向かう道中も雨の予報ありながらもいつもは団体バスにお任せの山道。フェリーから途中までの道中はそういえば四国八十八お遍路で通った道!と記憶を思い返しながら3時間ちょっとの運転も雨に当たらずスムースに到着することができました✨
石鎚山(1982m)は登山も有名ですがその昔疫病がはやり衆生を救いたいと行者の開祖と言われます役行者(えんのぎょうじゃ)が石鎚の神様を勧請し開山された霊峰で日本七霊山のひとつです。(私もたくさんの当病平癒の”おかげ”いただいてます✨)
チェックインの前に遥拝所参拝。
チェックインを済ませお部屋に案内いただき一息。窓の外は不思議な雲。
遠くに岬が見えます。

宿舎で禊祓いあげましたら雲が流れ晴れ間がでて。

とは言え山のお天気は変わりやすいですから...
と思いつつおいしい山の幸(肉なしコース)たっぷりの夕食をいただきました✨

アユの甘露煮が絶妙においしくて骨まで食べれちゃうのです♡
諸々済ませニュースの天気予報を入念にチェック。
そして早めにやすみます。
宿舎で早めに休んでましたらふと目が覚め、天井に石鎚三神の姿が浮かび、もしかしたら天気崩れるのかなーと思って窓の外みましたら
なんと美しい夜景w(しっかり晴れてました✨団体参拝の時は割と夜中から朝方激しい雨が降ることが多いのですが)
そうこうしつつ、起床時間。
午前二時半。
宿泊客は少ないものの、建物が古い&音が響きますのでなるべく音をたてないように静かに準備。
朝食はおにぎり弁当に変更して夕食後に用意していただいてましたのでお部屋でいただきしっかり腹ごしらえ。
平均片道2時間ちょっとの山道体力は必要です。
やはり修験のお山です山に入る時は気合が入ります。
(正直、夜の石鎚山に1人で入るのはドキドキハラハラ🥶でした)
午前3時半の暗闇に山の静けさ。まるですべてを飲み込んでしまうような木々もわからないほどの暗闇。"違うもの"の気配も感じつつ、ただ進む道の確認と足元をライトでてらし、一歩一歩。雨が少なかったおかげもあって足元にぬかるみはほとんどありませんでしたが、何せ片側は崖です。気を付けながら、頂上から進む道が守られているような石鎚の大神様のご神氣も感じながら。天狗さんが後ろを守ってくださっているような、何故か不思議と私をまあるく包み込んで守って貰えてるようなご神氣を感じつつ、時折風が吹いてこの時期注意の”ぶと”にも刺されずに済みました✨
二の鎖もとの鳥居までノンストップであがり、一息
(団体、グループで行くときはこまめに休憩をはさみます)
やっと夜が明け始め。
↓二の鎖元前の鳥居です

鎖もかけたかったですが時間が早すぎたのと、一升瓶背負ってましたのでお山に問いましたら
"裏がけでおいで鎖はダメ"と言われましたので裏がけでのぼりまして、頂上には5時10分到着。ひとまず頂上社参拝に向かいましたら、
吹き飛ばされそうな強風と突風がびゅーんw
(鎖はダメと言われたのがわかりましたw)
わたしが頂上に到着したときにちょうど頂上社の神職さんが準備にロッジから出てこられ朝のご挨拶させていただきますもなぜだかとても驚かれ…。(^^;)
朝拝前に山頂参拝させていただきましたら
それはもう、とてもとてもおおらかで、どこまでもどこまでもおおきくて、慈悲よりも優しい慈悲 のような優しいご神氣に触れさせていただきました。

「朝拝まで時間もありますし寒いですからロッジで温まってください」とお声掛けいただきロッジの中に入り邪魔にならないところで休んでますと、早々にロッジの皆さん出てこられ、なぜか驚きのお顔をされつつ売店を開けてくださったり山頂お守り受け所、刻印所を開けてくださって。
そういえば、と石鎚用の白着の印もだいぶ薄くなってましたので鮮やかに押していただきながらお話ししてますと私の白着の襟を見て、「ほかのかたは??」と…質問いただき
”今回は一人できました” とお伝えしますとまた驚かれた表情をされつつ、しっかりと刻印をしてくださいました✨
そして刻印してくださった神職さんが朝拝は寒いからとご自身のレインコートを貸してくださいました。自分で用意もしていたのですが 「朝拝だけだから出すのも大変でしょ」とおっしゃっていただきましたのでありがたくお借りして朝拝に参加させていただきました。
午後からは雨の予報。雲の流れ早く風も時折突風で。
(でも不思議と朝拝の間は寒くありませんでした✨)
変わりやすいお山のお天気。
参拝では私ともうひと方。朝拝開始時間ギリギリであがってこられた登山服姿の女性とのふたりの独占で朝の参拝に参加させて頂きました!
(なんとこの女性、私の宿泊した宿舎で働いていらっしゃる方で ”昨日夕食配膳してました^^”と笑顔でお話しいただきました!びっくり!)
すがすがしい空気に包まれながら
丁寧に執り行われてゆく朝拝
ありがたくも玉串もさせていただき!
御神体加持もたっぷりしっかりさせて頂けて本当にありがたかったです✨
(ちゃんとお人近くにいらっしゃるときはみんなマスクです✨)
参拝後に頂上ロッジのあめ湯をいただきほっと一息&温まりました✨
下りは土小屋遥拝殿までマイペースに一気に。
石鎚のお山には独特の掛け声がありまして
登ってこられる方には「おのぼりさん(で)♪」と下る方が声をかけ
下ってくる方には「おくだりさんで♪」と登る方が声を掛け合います^^
くだりでは数名の方々にお会いできまして
私「おはようございます!おのぼりさんで♪」とご挨拶いたしますと
「おくだりさん♪はやいねえ^^」と熟練の行者さん
またまた
「おはようございます!おのぼりさんで♪」とご挨拶いたしますと
「おくだりさんで♪」
「おくだりさんかい♪」とお二人組
太陽が昇り明るさと鮮やかに輝く木々の緑、龍神様の気配感じるような太陽と雲と木々の景色に癒されながら
本当にありがたくも登りも下りも雨なくお参りさせて頂けました。
(やはりのぼりよりずいぶん早く到着出来ました)

無事下山の感謝の参拝後、宿舎へ。ささっと着替えを済ませ、宿舎の皆さんにご挨拶をして帰路へ。
ちょっと眠気に襲われつつ、帰りもスムースに。
令和三年七月七日に良きお行と良き参拝させていただきました
お山からいただいたpowerのお話はまたの機会に✨
長くなりましたがご拝読ありがとうございます おまけではありますがお山の下り道でとっても貴重な生き物にであいました✨

お友達の爬虫類博士女子曰く石鎚山にしかいない赤ラインの入ったすごく珍しい子!! で、なかなか出会えないらしく”超ラッキー✨”らしいです(>V<)やったね✨
(苦手な方はごめんなさい!)
鑑定相談はメニューから些細なことでも鑑定前、ご相談前のQ&Aお問い合わせください
素敵な風を起こします✨










コメント