怖いって思うのは。
- 千聖 髙倉

- 2016年1月24日
- 読了時間: 2分
怖いって思うのは。
その先がわかるから。
頭でなくて、感覚で。
どんなに誤魔化したって。
それは特別な力があるからとかじゃなくて。
人間の本能。
魂の本能。
今までの習慣で、繰り返した選択で、クセになった思考で、それでも「変わること」が分かるから。
変わるときは一瞬。だけど、変わる自分と変わらない自分がいる。
変わった自分の中に新しい自分と過去の自分がいる。
未知の自分は今の自分と過去の自分でできてる。
得たり、捨てたり、
捨てたり、得たり。
蝶は蝶になる為に、サナギの殻をのこすけど、
人は何を残すんだろう。
蝶は羽が乾いて飛び立って、命果てるその時にサナギの殻を覚えているだろうか。
「全てを良いこと」にするのは、起きたことの先に、後に「自分が良し」とする選択をするから。
綺麗事でも、ゴタついても。
私も始めからできなかった。出口なんて見えない場所で自分を守るために必要だった術、それとともに感じた違和感。
「美味しい」は「まずい」があって分かる。
美味しい、とまずい、が分かるからその間の「微妙」グレーが分かる。
逃げるときも卑屈になるときも迷う時もあってもいい。
っていうか、逃げ場の無い中でそれしか選べないなら、それを選ぶしか自分を守り、表現できないなら、その選択しかできない。それは悪いことじゃない。
その選択のあとに見えるものあるから。
ずっとそこにいるのか、違う場所に行くのか。
本当は怖いんじゃなく、自分の本当の力が恐れ多いんだ。厳(おごそ)か過ぎて「本当はスゴイってわかってる」から
自惚れじゃなく、敬意を持って。

palura☆ちぃ










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